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こんにちは、副院長の北澤莉奈です。
上顎洞炎という病名はご存知でしょうか?
実は、私も院長も上顎洞炎経験者です、、。
世間一般には蓄膿症と言われています。
頬っぺたのあたりには上顎、頬、鼻に囲まれた上顎洞という空洞があります。そこに膿がたまる病気のことをいいます。
原因としては2種類あります。
①歯性上顎洞炎
人によっては歯の根っこの先が上顎洞に貫通しています。
虫歯などにより、歯の根っこが感染をおこしてしまい、歯の膿が上顎洞に流れ込んでしまうことがあります。
この場合、歯の治療をする必要があります。
②鼻性上顎洞炎
風邪などの鼻炎により、上顎洞に膿がたまってしまった状態です。
両方とも症状は似ているため、自身での判断は難しいです。
症状としては、鼻づまり、黄色い鼻水がでる、目の奥に痛みを感じる、歯の痛み、頭痛などがあります。
歯に問題がある場合は歯科での治療、その他は耳鼻咽喉科での治療になります。
歯科に受診する場合はCTがあるかどうか確認してください。
通常のレントゲンでは、歯性上顎洞炎の診断はあいまいになります。
CTで、確定診断ができます。
これは、私が上顎洞炎になった際に、撮ったCT画像です。
左側は黒く上顎洞に何も入っていないのに対し、右側は白く膿がたまっているのが分かります。
私の場合は、歯には問題がなく、鼻から感染をおこしていました。
きたざわファミリー歯科では、CTを完備しています。
ご自身で症状が気になった場合、耳鼻咽喉科で歯科を受診するように言われた場合など、お困りの際には是非ご連絡ください。
きたざわファミリー歯科 平間駅前
Tel:044-201-4854